介護社会 2021 7 4

書名 親の介護で自滅しない選択
著者 太田 差惠子  日経ビジネス人文庫

 介護離職という言葉が時折聞かれますが、
そのような選択は、なるべく避けたほうがよいでしょう。
 地方に行くと、都会と違って、仕事が見つからない、
仕事があっても大幅な収入減になるという可能性があります。
 介護には、お金がかかるにもかかわらず、
そういう事態になったら、精神的にまいってしまいます。
 そもそも、日本社会は変わったのです。
核家族になった時点から、介護は社会が担うということになったのです。
 昔は、大家族制度が福祉の機能を持っていたのです。
しかし、大家族をやめた時点から、介護は社会が担うことになったのです。
 都会で頑張って働きましょう。
あなたが稼いで納めた税金で、介護は成り立っているのです。
税金を納めることで、間接的に介護に貢献しているのです。
 子供は、幼少のうちから恩返しをしているのです。
その笑顔や寝顔を見て、親は「頑張ろう」と思うのです。
親は、子供から、たくさんの生命エネルギーを得ているのです。
子供からもらった笑顔と生命エネルギーで親は頑張れるのです。
 日々、信仰とともに生きてきたのに、
振り向けば、砂浜の足跡は、四つから二つになっていた。
「神よ、なぜ私を捨てたのですか」
「私は、あなたを背負って歩いた」





























































































スマートフォンのトップページへ